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山用語 区分(3712:地形・谷)、あいうえお順
 
・鞍部 [1]  あんぶ 
    山の地形のうち、山と山に挟まれた低い場所を指す。馬に乗せる鞍の中間部のような形なのでこのように呼ぶ。サドル(英)、ザッテル(独)、コル(仏、英)と同じ意味。コルはフランス語であったが、英語化した。

    鞍部は、乗越(のっこし)、峠とも呼ばれるが、乗越は人の通れる道(信仰のための道でもよい)、峠は「交易路」があることが条件。
    また、深く切れた鞍部を長野県側で「キレット(切戸)」、富山県側で「窓」という。

     【同義】⇒コル
・カール かーる Kar(独)
    氷河のあった場所のうち、氷河の侵食によって造られた、お椀の底のような窪地を呼ぶ。圏谷、氷河圏谷とも呼ぶ。「カール」はオーストラリア東部の方言に由来するドイツ語で、英語ではサーク(cirque)言う。
    お椀の壁に相当する場所を「カール壁」、お椀の底に相当する場所を、「カール底」という。底には水がたまり、湖(カール湖)となっているものもある。
    日本でも、木曽駒・千畳敷カール、穂高・涸沢カール、日高山脈・七ッ沼カールなどが有名。また、北ア、薬師岳のカール群は特別天然記念物(1945年、1952年指定)、立山、山崎カールは天然記念物(1945年指定)に指定されている。

     【同義】⇒圏谷
・カール湖 かーるこ 
    お椀の底のようなカールの窪地に水がたまり湖となったもの。
    多くの場合神秘的な表情をしている。

     【参照】⇒カール
・カール底 かーるそこ 
    お椀の底のようなカールの窪地を指す。水がたまり湖となっていることもある。
     【参照】⇒カール
・カール壁 かーるへき 
    お椀の底のようなカールの窪地の急斜面な壁面を指す。
     【参照】⇒カール
・ガリー がりー Gully
    幅のある急峻な岩溝のことを言います。英語でガリー(gully)、フランス語でクーロアール(couloir)、ドイツ語でルンゼ(runse)。
     【同義】⇒ルンゼクーロアール
・岩稜 がんりょう 
    岩の稜線。岩ばかりが連続する尾根。北アルプス・槍ヶ岳の北鎌尾根などは、岩稜といえよう。
・峡谷 きょうこく 
    狭く深い谷。黒部峡谷など。
・キレット きれっと 
    山と山とをつなぐ尾根が深く切れ落ちた場所。山と山のつなぐ低い場所は、コル(鞍部)とも言われるが、キレットは、その切れ落ちが深いもの指し、難所であることが多い。
    北アルプス、南岳と北穂高岳の間にある大キレット、白馬三山と唐松岳の間にある不帰キレット、五竜岳と鹿島槍ヶ岳の間にある八峰キレット、八ヶ岳のキレットなどが有名。
    カタカナでかかれることが多いが「切戸」と書く純粋な日本語。長野県側で使われていた方言が一般化、地名化した。富山県側では「窓」と呼ばれている。英語ではギャップ(gap)、フランス語でブレーシュ(breche)、ドイツ語でシャルテ(Sharte)。

     【同義】⇒
・クーロアール くーろあーる couloir(仏)
    ルンゼのこと。英語でガリー(gully)、フランス語でクーロアール(couloir)、ドイツ語でルンゼ(runse)。
     【同義】⇒ルンゼガリー
・渓谷 けいこく 
    沢・谷のうち両岸が岩壁になっているもの。
・圏谷 けんこく 
    昔、氷河のあった場所のうち、お椀の底のような地形を言う。氷河の侵食によりできた。カールともいう。

    【よた話】日本に氷河あったのか?という議論は明治時代に行われていたそうだ。そんな中、洋行帰りの山崎直方博士が明治37年、北アルプス・立山にて、カールを発見、後に山崎カールと命名された。これが、日本初のカールとされ、その後天然記念物に指定され、現在、室堂にその碑がある。

     【同義】⇒カール
・コル こる col
    山の地形のうち、山と山をつなぐ低い場所のこと。サドル(英)、ザッテル(独)、鞍部と同じ意味。元々はフランス語であったが、英語化した。鞍部は、乗越(のっこし)、峠とも呼ばれるが、乗越は人の通れる道(信仰のための道でもよい)、峠は「交易路」があることが条件。
     【同義】⇒鞍部
・ゴルジュ ごるじゅ gorge(仏)
    沢筋で両岸が切り立ち、水流が集中する場所で、フランス語で咽喉を指し、谷間が咽喉のように狭まったように見える。沢登りでよく使用し、その難易度を決める目安となる。
    「ゴルジュ突破!」のように使用する。
    日本語では、ノド(咽喉)、廊下、函(はこ)のようなさまざまな呼び名がある。

     【参照】⇒廊下
・サーク さーく cirque
    圏谷、カール(ドイツ語)の英語。アメリカ・カナダのロッキー山脈、アラスカなどのツアーパンフレットには、この語で出てくることが多い。
     【参照】⇒カール
・サドル [1]  さどる saddle
    山の地形のうち、内と山をつなぐ低い場所のこと。コル(英、仏)、ザッテル(独)、鞍部と同じ意味。元々の意味は、馬の鞍。
     【同義】⇒鞍部
・沢 さわ 
    尾根と尾根の間の水が流れるところ。関東では、沢、関西では、谷という区分けもある。
・ザッテル ざってる Sattel(独)
    山の地形のうち山と山をつなぐ低い場所。コル(英、仏)、サドル(英)、鞍部に同じ意味の独語。元々の意味は「鞍」を指す。
     【同義】⇒鞍部
・ツメ つめ 
    沢や谷を遡行し尾根・峰に出る過程で、水がなくなり、沢や谷があるかないかの急斜面をツメと言う。沢のドンツマリがツメ。
・峠 とうげ pass
    山と山の最も低い部分で、古くからの交易路のあるところ。
・瀞 とろ 
    沢筋で、両岸が壁で水がゆっくり流れている所。トロは、以外に深く、簡単に腰上までくるので注意だが、流される心配は少ない。
    漢字より「トロ」とカタカナ表記が多くなってきた。
・滑 なめ 
    傾斜のない一枚岩の上を水が滑るように流れている地形。沢登りで使用する。水のない岩登りのときはスラブが多い。
・滑滝 なめたき 
    岩の上を滑るように(舐めるように)流れる滝を指す。
・のど のど 
    沢筋で両岸が切り立ち、せばまられて、水流が集中する場所を指す古語。漢字の場合は、咽喉を当てる。廊下、函、ゴルジュ(仏)などともいう。
     【参照】⇒廊下
・函 はこ 
    沢筋で両岸が切り立ち、水流が集中する場所を指す。フランス語のゴルジュに同義だが、より険悪な場所を指すことが多い。北海道でよく使われている。
     【参照】⇒廊下
・淵 ふち 
    川で水深が深くなり、水が澱んでいるところをいう。
・V字谷 ぶいじこく 
    断面がV字の形をした谷。おもに水の侵食によってできる。
    北アルプス・黒部川の上流は深いV字谷で有名。

     【参照】⇒U字谷
・窓 まど 
    山と山とをつなぐ尾根が深く切れ落ちた場所を指す富山側での呼称。長野県側ではキレット(切戸)という。北アルプスの剱岳にある大窓、小窓などが有名。

    写真は、剱岳にある大窓、小窓(A.HAYA様提供)
    クリックで大画像

     【同義】⇒キレット
・U字谷 ゆーじこく 
    断面がU字の形をした谷。おもに氷河の侵食によってできる。
    ヨーロッパ・アルプスでは、チロル地方に発達したものを見ることが出来る。ノルウェーのフィヨルドは、U字谷が海面上昇で入り江化したもの。日本では、上高地-穂高岳の横尾谷、木曽駒ケ岳の東面の黒川の谷が典型的。【山の自然学:小泉武栄154】

     【参照】⇒V字谷
・リンネ りんね Rinne(独)
    岩壁の溝のようにえぐられた部分。英語でガリー(gully)、フランス語でクーロアール(couloir)、ドイツ語でルンゼ(runse)にほぼ同義。
     【同義】⇒クーロアールガリールンゼ
・ルンゼ るんぜ Runse(独)
    岩壁の溝のようにえぐられた部分。英語でガリー(gully)、フランス語でクーロアール(couloir)、ドイツ語でルンゼ(runse)。
     【同義】⇒クーロアールガリー
・廊下 ろうか 
    渓谷や沢などの両岸が切り立った場所を言う。ゴルジュと同意語だが、日本ではある程度連続しているゴルジュを廊下と言う。黒部渓谷の「下の廊下」「上の廊下」が有名。【黒部渓谷:冠松次郎】
     【参照】⇒ゴルジュ

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