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山用語 区分(3360:技術・ロープ)、あいうえお順
 
・イタリアンヒッチ いたりあんひっち Italian hitch
・一重継ぎ結び いちじゅうつぎむすび 
・インク・ノット いんく・のっと Ink Knot
    ロープとカラビナ、木などを結ぶのに使う結び方で、完成すると2つの輪を重ねたような結び方になる。比較的簡単に結べる。ロープの一方のみに負荷がかかると結び目が解けたり、回ったりする。
     【同義】⇒クローブ・ヒッチクラブ・ヒッチマスト結び徳利結び巻き結び

    【利用】
    @カラビナとロープの固定。
    Aメインロープでのセルフビレイ。
    【その他】
    昔、インクの瓶の口にひもが結んであって、その結び方だからインクノットだそう。
    【結び方】
    @2つの輪を作る。交差するロープの上下に注意!

    A重ね合わせる。

    B完全に重ねあわせる。

    C木の根などに上から入れて完成。
    【結び方】
    @カラビナに掛かった奥のほうのロープを持つ。

    A手前に引いて1回転させる。

    Bカラビナのゲートを開いて掛ける。

    狭く忙しい岩場で片手でできるため重宝です。
    【結び方】
    @木などに一回転させる。

    A上から押さえるようにもう一度巻く。巻くときは先のロープの下を通す。

    Bロープとロープの間を下から通して完成。

    大きな木など上から巻きつけないような時の結び方。私は、上から押さえて下を通し、それから間を通す、ので、「うえ(上)、した(下)、あいだ(間)」と語呂で覚えています。
・ウォータ・ノット うぉーたのっと water knot
・エイト・ノット えいと・のっと eight knot
    結び上がりが 8 のようになるロープの結び方。ロープとハーネス(安全ベルト)を結ぶのに高い信頼を得ている結び方で、強度が抜群でゆるみにくいが、過重がかかるとほどきにくいのが難点。
     【同義】⇒フィギュア・エイト・ノットエイト結び8の字結びもの字結び

    【利用】
    @ハーネスにロープを繋ぐ。
    Aロープとロープを繋ぐ。
    Bロープにコブを作る。一本のロープに間隔をあけ連続して作ることにより、縄ばしごとなる
    【その他】
    もともとは、ダブルフィギュアオブエイトノットが正しいのだが、ダブルフィギュアオブエイトノットは、長いのでダブルフィギュアエイトノット、ダブルエイトノットと略し、さらに略してエイトノットとか、八の字結びなんていう言い方の方が多い。
    【結び方―ロープにコブを作る】
    @ロープを折り曲げる。

    A先端の輪をねじり曲げる。これで180度回したことになっているはず。

    B先端の輪を、もう一度、ねじり曲げる。ここまでで360度回したことになっているはず。

    C輪の中を通す。
    【結び方―ロープとロープの結束】
    @上記同様、1本のロープでエイトノットを作り、その端末側から、なぞるように、もう一本のロープを挿し入れる。

    A全部なぞったら締め上げて完成。
・エイト結び えいとむすび 
・オーバーハンド・ノット おーばーはんど・のっと Overhand Knot
・男結び おとこむすび 
    右の端を左の下にまわし、さらに右に返して輪をつくり、左の端をその輪を通して結ぶ。男性用の角帯の結びに用いられる。解けにくいので垣根・矢来・門松などを結ぶときにも用いられる。
     【同義】⇒諸結び
・女結び おんなむすび 
    男結びの結び方を左から始めたもの。手のかけ方を反対にした結び。
・カウ・ヒッチ かう・ひっち cow hitch
・固た止め結び かたとめむすび 
    止め結びの応用で、止め結びの交差を1回多くした結び方です。大きいコブを作るのが目的の結び方で、交差を増やすと、さらに大きなコブが出来る。
     【同義】⇒ダブル・オーバーハンド・ノット

    【利用】
    @止め結びより大きなコブを作る。
    【結び方】
    @ロープを交差させる。

    Aもう一度、交差させる。

    B間に通して、引っ張り完成。
・片花結び かたはなむすび 
    本結びの応用で、2回目の交差の時に、片方に輪を作るように結びます。ほどきやすいです。
     【同義】⇒ドロー・ノット
・片結び かたむすび 
    帯やひもなどの結び方のひとつで、片方は真っ直ぐなままにし、他方をそれにまとめて輪に結ぶもの。解けやすく結束力は弱い。装飾用。
     【同義】⇒ 
・かた結び かたむすび 
・固結び かたむすび 
・堅結び かたむすび 
・ガース・ヒッチ がーす・ひっち Girth Hitch
・ガイド結び がいどむすび 
・キンク きんく kink
    もともとは「もつれ、ねじれ」といった意味。ロープをねじったり、もつれたりすると、その痕跡が残る。その部分を「キンク」と言って、ロープは切れやすくなる原因の一つとなる。ロープを束ねるときは巻いたりせずに中央から左右にふりわけてキンクを作らないよう束ねるのが基本。
・クラブ・ヒッチ くらぶ・ひっち Clove Hitch
・クローブ・ヒッチ くろーぶ・ひっち Clove Hitch
・グラニー・ノット ぐらにゅー・のっと granny knot
    縦結びに同じ。
     【同義】⇒縦結び
・外科医結び げかいむすび 
・腰かけ結び こしかけむすび 
    ボーライン・オン・ア・バイトに同じ。ロープの途中に2重の輪を作る結び方。2つの輪を肩と足に掛けてブランコのように腰掛けることが可能な結び。
     【同義】⇒ボーライン・オン・ア・バイト
・細結び こまむすび 
・小間結び こまむすび 
・サージェンズ・ノット さーじぇんと・のっと surgeon's knot
    本結びの応用で、最初を一回多く絡ませると、「サージェンズ・ノット」になる。本結びに絡みを増やした分強度が増す。
     【同義】⇒外科医結び

    【利用】
    @柔らかいロープとロープを結ぶ。
    Aシュラフなど柔らかい物を結ぶ。
    B新聞紙を束ねる。ぎゅっと結ぶことができる。
    【その他】
    外科手術の縫合に使用されたのが名前の由来。
    【結び方】
    @ロープを交差さる。

    Aもう一度交差させる。

    B折り返して、もう一度交差させる。このとき交差の手順(順番)(上下)に注意。

    C再度交差させて、引っ張って完成。
・シートベント しーとべんと sheet bend
・自在結び じざいむすび 
    結び目をスライドすることでロープをピンと張ったり緩めたりすることが出来る結び方。
     【同義】⇒トートライン・ヒッチ

    【利用】
    @テントやタープとペグを結び固定させる。結び目をスライドするとロープの長さを自由に調節でき、テントの張り調節できる。
    【結び方】
    @巻いてロープに絡ませる。

    A少し手前で、もう一度内側に巻く。この長さがスライド可能な距離となる。

    Bさらに、もう一度内側に巻く。

    C外側で、もう一度巻き、締めて完成。
・スクエア・ノット すくえあ・のっと square knot
・ストッパーノット すとっぱーのっと Stopper Knot
・縦結び たてむすび 
    結んだロープの先がロープと平行にならず、十の字(縦)になる結び方。本結びを失敗するとこの結び目になる。装飾用に使用することがありますが、結束力が弱く、アウトドアでは通常利用しない。
     【同義】⇒グラニー・ノット
・玉結び たまむすび 
・ダブル・オーバーハンド・ノット だぶる・おーばーはんど・のっと Double Overhand Knot
・ダブル・フィギュア・エイト・ノット だぶる・ふぃぎゅあ・えいと・のっと double figure eight knot
    結び上がりが 8 のようになるロープの結び方のうち二重になるものを指す。
     【同義】⇒ダブル・フィギュア・オブ・エイト・ノット二重8の字結び

    【利用】
    @セルフビレイやメインロープとハーネスとの結束のために安全環付きのカラビナとロープを結ぶ。
    【その他】
    ニ重になるものは、すべて、「ダブル」をつけてしまうので、2重にしたコブも、このように呼んでいる。
    【結び方】
    @ロープを折って2重にする。

    A図のように8の字になるように回す。

    B引っ張って完成。
・ダブル・フィギュア・オブ・エイト・ノット だぶる・ふぃぎゅあ・おぶ・えいと・のっと double figure of eight knot
・ダブル・フィッシャーマンズ・ノット だぶる・ふぃっしゃーまんず・のっと Double Fisherman's Knot
    てぐす結びの応用で、交差する回数を2回に増やしたもの。てぐす結びの結束力を高めたもの。同じ太さのロープであることが望ましい。結束力の割に結び目が小さくなる。強い力が加わると解き難くなる。
     【同義】⇒二重てぐす結び

    【利用】
    @ロープ・スリングを作る。
    Aクライミング・ロープ同士の結束。
    Bテグスの結束。
    【結び方】】
    @結束する2本のロープを束にする。

    A1端を2回巻く。

    Bその端を中に通す。

    C他の端も同様にする。

    キッチリ綺麗に結べば問題ないが、結び目同士が接すると、これを「ケンカ」といって結束力が弱くなる。
・ダブルシートベント だぶるしーとべんと double sheet bend
・蝶々結び ちょうちょうむすび 
・蝶結び ちょうむすび 
・ツー・ハーフ・ヒッチ つー・はーふ・ひっち two half hitch
・継ぎ結び つぎむすび 
    太さの異なるロープとロープを結びつけるための結び。常に張った状態なら強い結束力がある。張らない状態、横揺れしたりすると解けることがある。解きやすい。
     【同義】⇒シートベント一重継ぎ結び

    【利用】
    @船の牽引、車の牽引の時のロープの結束
    【結び方】
    @ロープを折りたたんで二重にする。

    Aもう一本を輪の中を通してから巻きつける。

    B自身のロープの下を通して貫き出す。
・テープ結び てーぷむすび 
    ロープではなく、テープの結び方。テープの一端をオーバーノットハンド(普通の止め結び)にし、多端を逆になぞるようにして通して結ぶ。ロープと違ってテープは、厚みがなく広い分、結び方の制限を受ける。その制約の中で結束力の強い結び方の一つである。
     【同義】⇒ウォータ・ノットリング・ベンドふじ結び

    【利用】
    @テープ・スリングを作る。
    【結び方】
    @テープの一端を止め結びにする。

    A他端から逆になぞるようにしてテープを通す。

    Bきつく引っ張って完成。
・ティンバー・ヒッチ てぃんばー・ひっち timber hitch
・てぐす結び てぐすむすび 
・トートライン・ヒッチ とーとらいん・ひっち Tautline hitch
・トゥ・ハーフ・ヒッチ とぅ・はーふ・ひっち two half hitch
・徳利結び とっくりむすび 
・止め結び とめむすび 
    ロープを交差させる結び方。もっとも簡単な結びで、子供の頃、最初に覚える結び方の一つ。これだけでは、コブを作ったり末端処理にしか使用できないが、すべての「結び」の基本となる結びである。簡単に結べるが、締まると解きにくい結びである。
     【同義】⇒オーバーハンド・ノットストッパーノットかた結び

    【利用】
    @他の結びと併用し、ロープの末端を「止め結び」し、ほどけないようにする。これを末端処理と言う。
    Aロープ途中にコブを作る。
    【結び方】
    @ロープを交差させる。

    A間に通して、引っ張る。
・ドロー・ノット どろー・のっと Draw Knot
・二重継ぎ結び にじゅうつぎむすび 
    太さの異なるロープとロープを結びつけるための結び。二重にすることで継ぎ結びの結束力を高めたもの。
     【同義】⇒ダブルシートベント

    【利用】
    @船の牽引、車の牽引の時のロープの結束
    【結び方】
    @ロープを折りたたんで二重にする。

    Aもう一本を輪の中を通してから巻きつける。

    Bもう一度、自身のロープの下を通してから巻きつける。

    C自身のロープの下を通して貫き出す。
・二重てぐす結び にじゅうてぐすむすび 
・二重止め結び にじゅうとめむすび 
・二重8の字結び にじゅうはちのじむすび 
・ねじ結び ねじむすび 
    ひと結びをした後、端を2,3回ねじりつけたもの。 ふた結びと同様に元方向に力のかかる限りしっかりとした結び。
     【同義】⇒ティンバー・ヒッチ

    【結び方】
    @端を自分自身で押さえるように、巻きつける。

    Aもう一度、巻きつける。

    Bさらに、巻きつけ完成。
・ノット のっと knot
    ロープに結び目をつけること。ヒッチはロープと物を結ぶこと。ベントは、ロープとロープを結ぶこと。
・ハーネス・ループ はーねす・るーぷ harness loop
・ハーフ・ヒッチ はーふ・ひっち half hitch
・8の字結び はちのじむすび 
・花結び はなむすび 
    本結びの応用で、2回目の交差の時に、双方に輪を作るように結ぶ。ほどきやすく花のように綺麗に見える。太いロープでは強度が弱くなる。
     【同義】⇒ボウ・ノット蝶結び蝶々結び

    【利用】

    @靴紐の結び。
    Aリボンで結ぶと綺麗に見える。
・半マスト結び はんますとむすび 
    ロープとロープを結ぶというより、ロープとフック、カラビナなどを「ゆるく」つなぐ結び。ロープの途中で結ぶことが出来、結束力は弱く、逆に制動の必要な場合に利用される。クライミングでは、カラビナを使った懸垂下降の時に使用される。また、ビレイ・デバイス(ATCなど)が無い時代には、ビレイの時にも使用された。
    現在でも、緊急時を想定し確保用に訓練する人もいる。

     【同義】⇒イタリアンヒッチムンターヒッチ

    【利用】
    @カラビナを利用した懸垂下降
    Aビレイデバイスが無いときの確保
    【結び方】
    @カラビナに掛かった奥のほうのロープを持つ。

    A手前に引く。

    Bカラビナのゲートを開いて掛ける。
・バックマン ばっくまん Bachman
    カラビナと太いロープを細いロープで結わう方法。カラビナの開閉口の反対側の軸と太いロープをすり合わせ、細いロープをグリグリと巻く結び方。
    【その他】
    バッチマンと呼ばれていた発音を1999年ごろから訂正した発音。

     【同義】⇒バッチマン
・バッチマン ばっちまん Bachman
    バッグマンのこと。1999年ごろから発音表記をバッグマンにした。
     【同義】⇒バックマン
・ヒッチ ひっち hitch
    ロープと物を結ぶこと。ノットは、ロープに結び目をつけること。ベントは、ロープとロープを結ぶこと。
・ひと結び ひとむすび 
    一端を物にしばりつける結び。簡単に結べ、簡単に解けるが、強度は弱い。結びとしては、一般に使用されないが、これを元にした強い結束力の結びの基本となっている。
     【同義】⇒ハーフ・ヒッチ一結び

    【結び方】
    @巻きつける。

    A端を自分自身で押さえるように、ロープと物の間に入れる。

    B引っ張って完成。
・一結び ひとむすび 
・ひばり結び ひばりむすび 
    牛や馬などを一時的につなぐときに用いた結び。簡単に結べ、簡単に解けます。強度は、一方からは強いが、もう一方に加われば簡単に解ける。
     【同義】⇒カウ・ヒッチガース・ヒッチ

    【結び方】
    @輪になったロープを巻きつける。

    A間を通し引っ張って完成。
・フィギュア・エイト・ノット ふぃぎゅあ・えいと・のっと figure eight knot
・フィッシャーマンズ・ノット ふぃっしゃーまんず・のっと Fisherman's Knot
    てぐす(釣り糸)など、糸や細いロープをつなぐときに使われる結び方。同じ太さのロープであることが望ましい。結束力の割に結び目が小さく(魚から見えにくい)なる。強い力が加わると解き難くなる。
     【同義】⇒てぐす結び

    【利用】
    @ロープ・スリングを作る。
    Aテグスの結束。
    【その他】
    クライミングでロープをつなぎ合わせるときには、オーバーハンド・ノットを二重にしたダブル・フィッシャーマンズ・ノットを使う。
    【結び方】
    @結束する2本のロープを束にする。

    A1端を止め結びにする。

    B他の端も止め結びにする。

    キッチリ綺麗に結べば問題ないが、結び目同士が接すると、これを「ケンカ」といって結束力が弱くなる。
・ふじ結び ふじむすび 
・ふた結び ふたむすび 
    一端を物にしばりつける結びで、「ひと結び」を2回繰り返したもの。結び目をスライドして輪の大きさを変えることが出来る。簡単に結べ、比較的強度が強く、解きやすい。
     【同義】⇒ツー・ハーフ・ヒッチニ結び

    【利用】
    @テントの鳩目に通してテントを固定する。
    Aカヌーなどの係留。
    【結び方】
    @端を自分自身で押さえるように、巻きつける。

    A手前に引く。

    B穴を通すように結ぶ。
・ニ結び ふたむすび 
・フューラー結び ふゅーらーむすび 
    ロープを二つ折りにして止め結びをしたもの。ロープの中間に縮まらない輪を作りたい場合、最も簡単に作ることが出来まる。フューラーはドイツ語(Fuhrer)でガイドを指す。
     【同義】⇒二重止め結びループ・ノットガイド結び

    【利用】
    @小物を吊るす。
    A犬の首輪代わりにする。
    【その他】
    エイトノットでも輪を作ることが出来ます。「フューラー結び」の方が簡単ですが、命を預けるロープには、「ダブル・フィギュア・エイト・ノット」を利用したほうが、解ける心配がありません。
    【結び方】
    @ロープを折って2重にする。

    A交差させる。

    B間に通して、引っ張り完成。
・ブーリン・ノット ぶーりん・のっと bowline Knot
・プルージック ぷるーじっく prusik
    オーストリアの登山家カール・プルージックが考案したと言われている結び方。輪状のロープと物を結ぶ方法。負荷をかけると締まり、緩めるとスライドさせることが出来る。片手で結ぶことが出来る。
    【注意】
    結ぶロープと結ばれるロープ、木などの太さの違いがないと締まりが悪くなる。太さ11mmロープと結ぶためには、5〜6mm程度のロープを使用すると良い。


    【利用】
    @薪を結わえて運ぶ。
    A木やポールに小物を吊るす。
    Bクライミングで登高器の代わりにする。
    Cクライミングで自己脱出に使用する。
    【結び方】
    @輪になったロープを巻きつける。

    Aその輪にロープの端を通して2〜3回巻きつける。

    Bもう一度、輪に通し、引っ張ると完成。
・ヘッドオン へっどおん head on
    輪状のロープを物にまきつけ末端をもう一つの末端の間をくぐらせる結び方。プルージックと同じように、負荷をかけると締まり、緩めるとスライドさせることが出来る。

    【利用】
    @木やポールに小物を吊るす。
    Aクライミングで登高器の代わりにする。
    Bクライミングで自己脱出に使用する。
    【結び方】
    @輪になったロープを巻きつける。

    Aその輪にロープの端を通して2〜3回巻きつける。

    Bもう一度、輪に通し、引っ張ると完成。
    【注意】
    結ぶロープと結ばれるロープ、木などのに「太さ」の違いがないと締まりが悪くなります。太さ11mmロープと結ぶためには、5〜6mm程度のロープを使用すると効きが良い。
・ベンド べんど bend
    ロープとロープを結ぶこと。ノットは、ロープに結び目をつけること。ヒッチはロープと物を結ぶこと。
・本結び ほんむすび 
    ロープの両端を交差させて結び、再び交差させて結ぶ結び方。ロープとロープを結ぶ場合、太くなると結び目の屈曲部に無理な力がかかるため強度が落ちる。結び目を失敗すると「縦結び」になり強度が落ちるので注意すること。
     【同義】⇒固結び堅結び真結び玉結び細結び小間結びリーフ・ノットスクエア・ノット

    【利用】
    @8mm程度までの同じ太さ、同じ材質のロープとロープを結ぶ。
    B1本のロープの両端を結び、輪を作成する。
    Bバンダナを結ぶ。
    C三角巾の端を結ぶ。
    D紐で新聞紙を結ぶ。
    Eダンボール箱を結ぶ。
    【結び方】
    @ロープを交差させる。

    Aもう一度交差させる。このとき交差の手順(順番)(上下)に注意すること。誤ると結束力の弱い縦結びになってしまう。

    B引っ張って完成。
・ボーライン・オン・ア・バイト ぼーらいん・おん・あ・ばいと Bowline on a bight
    ロープの途中に2重の輪を作る結び方。簡単に結べ、簡単に解ける。2つの輪を肩と足に掛けてブランコのように腰掛けることが可能なことから高所作業の簡易的に使用されたり救助作業での運搬に使用される。
     【同義】⇒腰かけ結び

    【利用】
    @ロープで中間者を結び安全を確保する。
    A木から垂らして簡易ブランコにする。
    【結び方】
    @ロープを折り重ねて、小さめの輪を作る。

    A輪にロープを通す。

    B通ったロープをグルリと一周させる。

    C輪の上まで持っていき締めて完成。
    【注意】
    英名でも「Bowline on a bight」「Bowline on the bight」の二通りが有ります。ここでは、インターネットで検索して検索結果数の多かった「Bowline on a bight」を採用した。
・ボーライン・ノット ぼーらいん・のっと bowline Knot
・ボーリン・ノット ぼーりん・のっと bowline Knot
・ボウ・ノット ぼう・のっと bow knot
・ボウライン・ノット ぼうらいん・のっと bowline Knot
・ボウライン結び ぼうらいんむすび 
・巻き結び まきむすび 
・マスト結び ますとむすび 
・真結び まむすび 
・ムンターヒッチ むんたーひっち Munter hitch
・もの字結び ものむすび 
・もやい結び もやいむすび 
    「結びの王様」と呼ばれ、あらゆるシーンで使われている結び方。簡単に早く結べて、ほどきやすく、信頼性も高い結び方。また片手で作ることができるのも特徴。大きさの変わらない輪を作るのに最適。
     【同義】⇒ボーライン・ノットボーリン・ノットブーリン・ノットボウライン・ノットボウライン結び

    【利用】
    @船を岸辺につなぐ。
    A首輪のない犬の紐の代わり。
    【結び方】
    @小さ目の輪を作る。このとき交差するロープの上下に注意!

    Aその輪にロープの端を通す。

    Bもう一度、輪に通し、引っ張ると完成。
    【その他】
    「もやう」というのは、船を岸の杭などに結んで停泊することを指し、その時の結びだったから。
    この結びは、古くからクライミングでも使用されていましたが、ドイツの登山家、ピット・シューベルトが、著書「生と死の分岐点」(山と渓谷社)で、1965年11月にウィーン南方のパイルシュタインで起きた死亡事故をとりあげ、もやい結びのループ負荷(その著書ではリング負荷といい、もやい結びの間違った運用であり、あらぬ方向の力)の危険性をといた結果、今日のクライミングでは、利用頻度が低くなっています。
・諸結び もろむすび 
    男結びに同じ。
     【同義】⇒男結び
・よろい結び よろいむすび 
    ロープの中間に縮まらない輪を作りたい場合の結び方。慣れると簡単に作ることが出来るが、強い力がかかると結び目の輪が広がったり縮んだりする。強度は弱い。軽いもの、落ちても困らないものを引っ掛けるときに便利。
     【同義】⇒ハーネス・ループ

    【利用】
    @1本のロープにいくつもの輪をつくることができ、テント生活で干し物、吊るし物のために使用する。
    【結び方】
    @輪を作る。交差はさせない。

    A矢印の方向に引っ張る。この方向がポイント。

    B形を整え引っ張って完成。
・リーフ・ノット りーふ・のっと reef knot
・リング荷重 りんぐかじゅう 
    もやい結び(ブーリン結び)で、3方向からの成る結び目に3方向から荷重が掛かる場合は問題ないのだが、輪と成る2方向から荷重が掛かった場合、解けてしまう。この荷重をリング荷重と言う。
・リング・ベンド りんぐべんと ring-bend
・ループ・ノット るーぷ・のっと loop knot

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