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山用語 区分(3325:技術・登攀・確保)、あいうえお順
 
・アンカー あんかー anchor
    本来は「錨」の意味。転じて登山者やクライマーにとって安全を確保できる信頼性の高い支点のこと。
     【同義】⇒確保支点
・一枚がけ いちまいがけ 
    通常、ボルトには、ヌンチャクをかけるが、リードクライミングの出だしなどで少しでも墜落距離を短くしたい場合にカラビナ1枚だけを使うことがある。このことを「1枚がけ」と呼んでいる。
・解除 かいじょ 
    クライミング関連の用語で、安全確保の行為を「停止」すること。または、確保してくれるビレイヤーに対するビレイを停止するコール。
・確保 かくほ 
    クライミング関連の用語で、墜落を止め安全を確保すること。ビレイ(belay)に同じ。
     【同義】⇒ビレイ
・確保支点 かくほしてん 
・荷重分散 かじゅうぶんさん 
    クライミングにおいて、アンカー(確保支点)を作成するとき、スリング、複数の支点(ボルト、ピトン)を利用し、荷重を複数の支点(ボルト、ピトン)に掛けること。
    抜けやすくなるので、1つの支点だけに荷重を掛けないようにする。

     【参照】⇒流動分散
・肩確保 かたかくほ 
    器具を使用しない確保方法で、ロープを右(左)手から肩を通して左(右)手の持って確保する。最近は、器具を使用するのが普通となり、肩確保はあまり使われない。
・肩がらみ かたがらみ 
    ビレイ器具が無い頃のビレイ方法のひとつ、懸垂下降のひとつ。ロープをまたいで腿の後ろを通して胸・肩・背中へと順に回し、巻いた腿側の手を、懸垂下降の場合は逆手、確保の場合は順手にしてロープを保持する。現在でも、完全なビレイまでもない沢登りなどで使用することがある。
・可動分散 かどうぶんさん 
・間接確保 かんせつかくほ 
    クライマーが墜落したとき、ビレイヤーに直接、墜落時の力が掛からないような確保や、その考え方。何らかの支点を通してからビレイヤーとクライマーを結ぶと墜落時の力が分散されビレイヤーにとって良いという考え方。肩がらみなどビレイ器を使用しない時代において直接ビレイと対比して議論されたが、ビレイ器を使用したボディビレイが有力となり、言葉自体が廃れていった。間接ビレイ、インダイレクト・ビレイとも呼んでいた。
     【参照】⇒直接確保
・間接ビレイ かんせつびれい 
・逆クリップ ぎゃくくりっぷ 
    リード・クライミングで、してはいけないクリップのひとつ。
    クリップするときは、カラビナに岩側から体側にロープが通るようにする。逆クリップは、これの反対。また、体の進行方向と逆にカラビナのゲートが来るのが望ましい。
    してはいけない理由は、墜落したときにロープが、カラビナのゲートを開けて、ロープがはずれる確率が高くなるから。

     【参照】⇒Zクリップ
・クリップ くりっぷ clip
    本来は「留めること」を言う。リード・クライミングで、カラビナにロープを通すこと、あるいは、クイック・ドローをプロテクションに掛けること。
・グリップ・ビレイ ぐりっぷ・びれい grip belay
    クライマー側からのロープを自分のハーネスに掛けたカラビナを通して2重にして、片手または両手で強く握って制動をかけるビレイ方法。墜落時、クライマー側に進むロープと、それと逆にビレイヤー側に進むロープの力を、強く握ることで背反させ、制動力を高めている。
    ビレイ機器が普及した現在、ほとんど使われない技術。
・腰がらみ こしがらみ 
    肩がらみと同様、確保器を使用しないビレイのひとつで、ロープを腰の後ろ側を回し、座って足を突っ張りビレイする技術。
    ビレイ機器が普及した現在、ほとんど使われない技術。
・固定支点ビレイ こていしてんびれい 
    ジッカリした支点にビレイ器を設置してビレイすること。セカンドを2名同時に引き上げるときなど使われる。
・三点確保 さんてんかくほ 
    クライミングの基本技術、一般登山道の岩場通過の基本技術。両手、両足の4点のうち、常に3点を身体を維持に、残りの1点で次の手がかり、足がかりに動かして、登ったり下ったりする岩場、難所の技術。三点支持ともいう。
・三点支持 さんてんしじ 
・残置支点 ざんちしてん 
    そこに残されたハーケンやボルトなど。1回きりの使用のためだったり腐食してたりで、強度を試してから使用すること。
・残置スリング ざんちすりんぐ 
    そこに残されたスリング。懸垂下降する場合などスリングを残すことは多い。そのような残りなので絶対安心と言えないスリング。確かめてから使用する。
・残置ロープ ざんちろーぷ 
    そこに残されたロープ。誰かが使用して残したもの、あるいは、危険をさせるために「公」に作られたもの。前者は、ロープとして使用できるかどうか確認してから使用する。後者、適度な強度があると思われるが、経年変化もあるので、やはり確認が必要。一般登山道にも設置され、固定ロープとも言われる。
・自己確保 じこかくほ 
・ジッヘル じっへる sicher(独)
    確保の意味。最近は英語の「ビレイ」を使用することがほとんど。「ジッヘル」は、ほとんど使用されない。【氷壁-井上靖-P115】
     【同義】⇒ビレイ
・スティック・クリップ すてぃっく・くりっぷ stick clip
    リードクライミングにおいて出だしの1本目のボルトまでが、難しかったり、遠すぎたりした場合、長い枝などを利用して、登る前にクリップすること。
・静的確保 せいてきかくほ static belay
・制動確保 せいどうかくほ dynamic belay
    クライマーが墜落したときに、ビレイヤーが、衝撃をやわらげるためにロープを少し流しながら止める高度な技術。現在では、ロープが伸びることと器具を使ったボディ・ビレイ中心なので、それほど気にしなくとも良いとされるが、ロープメーカーの取扱書には「制動確保をすること」などの記述もある。
・セルフ・ビレイ せるふ・びれい self-belay
    自分自身を確保すること。自分のハーネスと支点とをメインロープやスリング等で結び墜落防止の処置を施すこと。
・Zクリップ ぜっとくりっぷ 
    リード・クライミングで、してはいけないクリップのひとつ。
    クリップするときは、体に一番近い位置のロープをヌンチャクに掛けなければならないが、Zクリップは、体に遠く、先ほど掛けたクリップより下の位置のロープをクリップすること。
    してはいけない理由は、ロープを引くのに大きな力が必要となり、最悪、登れなくなるので。

     【参照】⇒逆クリップ
・タイ・オフ たい・おふ tie off
    スリングをひばり結び(一重のプルージック)でプロテクションに結びつけること。
    浅打ちのピトン、バイル、ボルトの根元、変形したり埋まってしまってカラビナを掛けられないボルト、岩の突出部、立木などが対象となる。
・手繰り落ち たぐりおち 
    リードクライミングの最中、クリップをするために、ロープを手繰(たぐ)っている最中にフォールすること。
    通常、ロープのクリップは、安定した体勢で行うのが望ましいが、「ホールドの位置が合わない」、あるいは「バンプした」などで、無理な体勢を強いられることがある。このような状況で、ロープを手繰(たぐ)っている時に、フォールすると、ロープが伸びている分、墜落距離が長く、危険な状態になる。極力さけるべきフォールである。
・ダイナミック・ビレイ だいなみっく・びれい dynamic belay
    クライマーが墜落したときに、ビレイヤーが、衝撃をやわらげるためにロープを少し流しながら止める高度な技術。現在では、ナイロンロープが伸びて衝撃を吸収することとボディ・ビレイ中心なので、それほど気にしなくともよい。制動確保、動的確保ともいう。
・ダイレクト・ビレイ だいれくと・びれい direct-belay
・直接確保 ちょくせつかくほ 
    クライマーが墜落したとき、ビレイヤーに直接、墜落の衝撃が伝わるようなビレイ方法、または、その考え方。まったく支点のない場所でクライマーとビレイヤーをロープで結ぶと、このようなスタイルになる。支点のない場所で、肩がらみでの確保をしていた時代には、どうしても、このようなスタイルしかとれず、墜落時にビレイヤーも危険にさらされた。ビレイ器が発達し、整備された支点が多くなった現在、確保論としては存在するが、言葉自体が廃(すた)れている。ダイレクト・ビレイ、直接ビレイとも呼んでいた。
     【参照】⇒間接確保
・直接ビレイ ちょくせつびれい 
・動的確保 どうてきかくほ dynamic belay
・ハンギングビレイ はんぎんぐびれい 
    通常、ビレイは、安定した場所で行うのが望ましいが、実際の岩場では、そのような場所が無いことがある。そのような場合、信頼できるビレイピンにセルフビレイを取って、それにぶら下がりながらビレイをするようなケースも出てくる。このように宙吊りになりながらのビレイをハンギングビレイと呼ぶ。
・バックハンド・クリップ ばっくはんど・くりっぷ back hand clip
    クリップの仕方のひとつ。右(左)手で、左(右)向きゲートのカラビナにクリップする場合、中指でカラビナの下を抑え、親指と人差指でロープを挟み、親指でロープを押し込む。
     【参照】⇒フィンガー・クリップ
・ビレー・ピン びれー・ぴん belay pin
    確保支点。プロテクション。アンカー。【氷壁-井上靖-P115】
・ビレイ びれい belay
    クライミング、沢登りなどで、ロープを使って安全を確保すること。元々は、船舶用語で、船と陸地のアンカーを綱で結び付けることを指す。日本語で「確保」、また「ビレー」と表記されることもある。



     【同義】⇒ジッヘル

    A.用具によるビレイの分類
      ロープのみ使用
     1.肩がらみ
    2.腰がらみ
    3.肩ビレイ
    ロープとカラビナを使用
     1.グリップ・ビレイ
    2.半マスト結びによるビレイ
    ロープとカラビナとハーネスとビレイ器を使用
     1.ビレイ・プレート型
    2.エイト環
    3.バケツ型
    4.オートロック型
    B.ビレイ器の設置場所によるビレイの分類
      1.固定支点ビレイ
    2.ボディ・ビレイ
    C.ロープの止め方によるビレイの分類 (あまり聞かれなくなった)
      1.ダイナミック・ビレイ
    2.スタティック・ビレイ
    D.墜落時の衝撃の分散に関する分類 (あまり聞かれなくなった)
      1.直接確保 (直接ビレイ、ダイレクトビレイ)
    2.間接確保 (間接ビレイ、インダイレクトビレイ)
    E.その他のビレイの分類
      1.スタンディング・アイスアックス・ビレイ (雪上でのビレイ)
    2.ハンギング・ビレイ (足場が無く宙吊りのままビレイ)
    3.セルフ・ビレイ  (通常クライマーを確保するが、自分自身を確保する)
    4.ランニング・ビレイ (リードで登るときのビレイ)
・フィンガー・クリップ ふぃんがー・くりっぷ finger clip
    クリップの仕方のひとつ。右(左)手で、右(左)向きゲートのカラビナにクリップする場合、ロープを持ったままを親指と人差指でカラビナを挟み、人差指でロープを押し込む。フロントクリップとも言う。
     【参照】⇒バックハンド・クリップ
・フロント・クリップ ふろんと・くりっぷ front clip
・ボディ・ビレイ ぼでぃ・びれい body-belay
    体を支点のひとつとして、何らかの方法で体にクライマーと繋がるロープを結んだビレイ。墜落時に体である程度の衝撃を吸収できる。ビレイ器具、ハーネスの発達した現在は、ビレイヤーのハーネスにビレイ器をつけてクライマーを確保する方法。ハーネスなどが無い時代には、支点で直接行うビレイに対して、肩がらみや腰に回したロープでのビレイを指していた。
     【参照】⇒ダイレクト・ビレイ
・ランナウト らんなうと run out
    プロテクションの間隔が遠いこと。危険な状態になることが多い。
    「ランナウトしている個所」というと、危険な個所、緊張を強いられる個所を指す。
・ランニング・ビレイ らんにんぐ・びれい running belay
    リードのクライマーは、取り付きからそのピッチの終了点に到る間に、墜落距離を出来るだけ短くするため、途中のプロテクションにロープをクリップしながら登ってゆく。この行為または中間プロテクションを「ランニング・ビレイ」という。
・流動分散 りゅうどうぶんさん 
    クライミングにおいて、アンカー(確保支点)を作成するとき、スリング、複数の支点(ボルト、ピトン)を利用し、荷重を複数の支点(ボルト、ピトン)に均等に掛けること。特に横に振れた時でも、流動的に分散できるようにスリングに掛けたカラビナを可動な状態にする。
     【参照】⇒荷重分散
・スタティック・ビレイ スタティック・ビレイ static belay
    クライマーが墜落したとき、ロープを一気に止めてしまうビレイの方法。静的確保ともいう。ダイナミック・ビレイ(徐々に止める)を行っていた時代からロープの素材がナイロンに変わり、墜落時ロープが伸びることで衝撃が少なくなることから、このような手法に変わってきている。
     【参照】⇒ダイナミック・ビレイ

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