・瀬 せ
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水深が浅く歩いて渡れるところ。沢登りで渡渉するのに良い場所となる。 【分類】⇒3710:地形 |
・成層火山 せいそうかざん Strato Volcano
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大きな噴火に伴って、粘性が高めのマグマが噴出し、傾斜のある山容となった火山。日本の火山のほとんどが成層火山と言われる。富士山は、その代表。 【分類】⇒3511:自然・火山 |
・正対 せいたい
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クライミング用語のひとつで、岩壁に向かって真正面を向くような体の動きで登ること。フリークライミングのムーブとかを考えない体の動き。 【分類】⇒3320:技術・登攀 |
・静的確保 せいてきかくほ static belay
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・静的伸び率 せいてきのびりつ
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・制動確保 せいどうかくほ dynamic belay
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クライマーが墜落したときに、ビレイヤーが、衝撃をやわらげるためにロープを少し流しながら止める高度な技術。現在では、ロープが伸びることと器具を使ったボディ・ビレイ中心なので、それほど気にしなくとも良いとされるが、ロープメーカーの取扱書には「制動確保をすること」などの記述もある。 【分類】⇒3325:技術・登攀・確保 |
・制動器 せいどうき
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ロープとの摩擦を利用して、ユックリ操作できたり、落ちないようにしたりする器具で、登高器(アッセンダー)、下降器(ディッセンダー)、確保器(ビレイ器)の総称。
制動器
├登高器(アッセンダー)
│ ├ユマール(ユマール社・商品名)
│ ├タイブロック(ペツル社・商品名)
│ └ロープマン(ワイルドカントリー社・商品名)
├下降器(ディッセンダー)
│ ├エイト環(各社)
│ ├ルベルソ(ペツル社・商品名)
│ ├VC(ワイルドカントリー社・商品名)
│ └ATC(ブラックダイヤモンド社・商品名)
└確保器(ビレイ器)の総称。
├エイト環(各社)
├オートマチック型
│ ├グリグリ(ペツル社・商品名)
│ └SRC(ワイルドカントリー社・商品名)
└バケツ型
├ATC(ブラックダイヤモンド社・商品名)
├ルベルソ(ペツル社・商品名)
├VC(ワイルドカントリー社・商品名)
└ATC−XP(ブラックダイヤモンド社・商品名) 【参照】⇒エイト環、ルベルソ、VC、ATC、グリグリ 【分類】⇒3420:装備・登攀 |
・世界選手権 せかいせんしゅけん
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クライミング競技の大会のひとつで、1991年フランクフルトから開始された2年に1回の大会。ロープクライミングだけでなく、ボルダリング、登攀スピードを競うスピードも同時開催されている。 【分類】⇒3222:山語・登攀・コンペ |
・世界測地系 せかいそくちけい
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世界で通用する緯度経度を表すための基準のこと。平成14年(2002年)4月1日に地形図は日本測地系から世界測地系に改められた。 【参照】⇒日本測地系 【分類】⇒3611:地理・地図 |
・世界ユース選手権 せかいゆーすせんしゅけん
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・セカンド せかんど second
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・積雪期 せきせつき
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雪の積もっている季節。雪のない季節は、無積雪期。積雪期をシーズン初めは、新雪期、終わりは、残雪期、寒さ厳しい時は厳冬期に分けることもあるが、期の厳格な定義はなく、あいまいな分け方になっている。 【分類】⇒3213:山語・一般・季節 |
・脊梁山脈 せきりょうさんみゃく
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日本の中央部に背骨のように伸びる山脈。日本海側と太平洋側を分ける高山。 【分類】⇒3710:地形 |
・雪渓 せっけい
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谷に積もった雪、雪崩れて溜まった雪が、無積雪期まで残っている状態。谷に溜まるので通常、縦に長細く雪が溜まる。
山地の窪みに溜まった場合は、雪田という。
日本の三大雪渓と呼ばれているのは、白馬岳の大雪渓、針ノ木岳の針ノ木雪渓、剱岳の剱沢雪渓である。 【分類】⇒3514:自然・雪山・氷河雪渓 |
・雪食 せっしょく
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・セッション せっしょん
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ボルダリングの課題をこなすために、入れ替わり立ち代り数人で登ること。 【分類】⇒3220:山語・登攀 |
・雪線 せっせん
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一年中雪が積もっている場所の下限をつないだ線。ヒマラヤでは5000m位。日本にはない。 【分類】⇒3610:地理 |
・雪艇 せってい
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・雪庇 せっぴ
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稜線に積もった雪が風下に張り出し、ひさし状に伸びたものをいう。気象条件により大きく成長するものは、10m以上にもなるという。
雪庇の上で踏み抜いて滑落する事故が多い。冬山では雪庇の有無とその大きさを的確に判断することが要求される。 【分類】⇒3512:自然・雪山 |
・設営 せつえい
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・雪煙 せつえん
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雪の煙。積もった雪が風に飛ばされて、遠くから見ると煙のように見えること。猛烈な地吹雪になっていることもある。 【分類】⇒3512:自然・雪山 |
・雪煙 せつえん
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・雪眼炎 せつがんえん
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雪上や高山での強く多量の紫外線を目に浴びた結果、目の角膜が傷つけられてしまたもの。目に異物感、痛み、まぶしさ、充血、涙が出るなどの症状が発生する。応急処置としては氷水や冷たいタオルで眼を冷やすと良い。予防には、ゴークル、サングラスなどで目を守ること。 【分類】⇒3262:山語・危険・傷病 |
・雪原 せつげん
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・雪上確保 せつじょうかくほ
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氷雪上での確保。氷雪上では確保視点が少ないので、スノーバー、デッドマン、アックスなどを使用して確保する技術が必要となる。 【分類】⇒3340:技術・雪山 |
・雪上訓練 せつじょうくんれん
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雪山登山に必要な技術を習得するための訓練。アイゼン技術、ピッケル技術、キックステップ、雪上確保、グリセード、滑落停止、雪洞技術、ワカン技術などがある。 【分類】⇒3340:技術・雪山 |
・雪田 せつでん
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・雪洞 せつどう
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雪山で野営する為、雪の中に掘った穴。横穴式と竪穴式がある。英語では snow hole。
横穴式は、安全な斜面で積雪が多いことが条件だが、中は快適。竪穴式は、雪が少ない時、急を要する時に掘り、ツェルトなどで蓋をして作るが、かなり寒い。
雪洞は「ぼんぼり」ともよむ。 【同義】⇒スノーホール 【分類】⇒3240:山語・雪山 |
・雪盲 せつもう
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・セブン・サミット せぶん・さみっと seven summit
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・セブンサミッター せぶんさみったー seven summiter
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・セラシュヴァリエマスター せらしゅヴぁりえますたー
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クライミング競技の国際大会のひとつで、フランスのセラシュヴァリエで年1回開催され、出場選手はランキングにより招待されるマスター大会。 【分類】⇒3222:山語・登攀・コンペ |
・セラック せらっく serac(仏)
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氷河にできた氷の塔。氷塔。
氷河のアイスフォールなど、氷河の屈曲点では、いろいろな力が加わり、下部が削れたり、倒れたりして氷の塔ができる。不安定な場合が多く危険。 【分類】⇒3514:自然・雪山・氷河雪渓 |
・セルフ・ビレイ せるふ・びれい self-belay
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自分自身を確保すること。自分のハーネスと支点とをメインロープやスリング等で結び墜落防止の処置を施すこと。 【分類】⇒3325:技術・登攀・確保 |
・セルフレスキュー せるふれすきゅー self rescue
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・セルブスト せるぶすと Selbstband(独)
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・泉温 せんおん
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源泉の湧出口での湯の温度のこと。温度によって、「冷泉」(25℃未満)、「低温泉」(25〜34℃未満)「温泉」(34〜42℃未満)「高温泉」(42℃以上)に分けることが出来る。 【分類】⇒3811:温泉・一般 |
・先達 せんだつ
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・Zクリップ ぜっとくりっぷ
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リード・クライミングで、してはいけないクリップのひとつ。
クリップするときは、体に一番近い位置のロープをヌンチャクに掛けなければならないが、Zクリップは、体に遠く、先ほど掛けたクリップより下の位置のロープをクリップすること。
してはいけない理由は、ロープを引くのに大きな力が必要となり、最悪、登れなくなるので。 【参照】⇒逆クリップ 【分類】⇒3325:技術・登攀・確保
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・ゼロポイント ぜろぽいんと ZeroPoint(商標)
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・前傾壁 ぜんけいへき
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90度以上の傾きを持つ壁。オーバーハングになった状態だが、インドアのクライミングで良く使われるので「壁」となっている。 【分類】⇒3220:山語・登攀 |
・全山縦走 ぜんざんじゅうそう
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・全身浴 ぜんしんよく
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・全層雪崩 ぜんそうなだれ
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