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山用語 
 
・アークチックテント あーくちっくてんと arctic tent
    コウモリ傘のフレームを弓状にしてドーム型にしたようなテント。1933年エベレスト遠征時に初使用された。住居性には良いが、設営時間がかかるのと重いので、カマボコ型テントに発展していった。
     【分類】⇒3413:装備・一般・住
・アーケ あーけ arque(仏)
    クライミングのグリップの一つで、指を立て、第一間接を反らせて保持するホールドの持ち方。指二本以上がかかる場合は、指どうしをきつく寄せ合うとより強いパワーを発揮できる。「アーケ」はフランス語で英語では「クローズド・クリング」「クローズド」「クリング」。
     【同義】⇒クローズド・クリング
     【参照】⇒タンデュオープン・ハンド
     【分類】⇒3323:技術・登攀・ムーブ・手
・アーティフィシャル・クライミング あーてぃふぃしゃる・くらいみんぐ artificial climbing
    岩壁をアブミなどを人工的な手段を利用して登攀すること。人工登攀。
     【分類】⇒3220:山語・登攀
・アーミーナイフ あーみーないふ Army Knife
    軍隊で使用する目的で作られた、ナイフをはじめ、いくつかの機能を加えたハンディタイプのセット。コンパクトなので登山用に使用されている。
     【分類】⇒3410:装備・一般
・RCC あーるしーしー rock climbing club(固有名詞)
    ロック・クライミング・クラブの略。大正13年に関西を中心に藤木九三らが設立した岩登りのためのクラブ。日本のロッククライミングの基礎を築き、昭和7年に解散した。
     【分類】⇒3273:山語・社会・組織
・RCCU あーるしーしー2 rock climbing club U(固有名詞)
    第二次ロック・クライミング・クラブの略。RCCUは、戦前のRCCに対して、昭和30年代に関東を中心に奥山章、望月亮、二宮洋太郎、山川淳、松本龍雄、上田哲農などによって結成された先鋭的なクライミング集団である。谷川岳のバリエーションルートの開発、クライミングのグレードの見直し、埋め込みボルトの導入、海外遠征隊の派遣などをおこなった。
     【分類】⇒3273:山語・社会・組織
・RCCボルト あーるしーしーぼると 
    岩壁に確保のために埋め込むボルトの一種。奥山章らによるRCC2(ロッククライミングクラブ2)により考案、設置された埋め込みボルト。開発当初は、それ以前と比べ先進的であったと評されたが、その後、金属技術の進歩、クライミング技術の進展により、強度の強いボルトが開発され、現在では使用頻度が低くなっている。
    現在でも、クライミングエリアに残っているが、岩から垂直に飛び出してる部分があり、このアゴに当たって怪我をすることがある。また、開発当時は、現在のフリークライミングのように墜落を前提としたクライミングは想定しなく、強度的にもフリークライミングエリアからの撤去が進んでいる。

     【参照】⇒埋込みボルト
     【分類】⇒3420:装備・登攀
・RP あーるぴー RP
・ICC あいしーしー International council for competition climbing
    UIAA(国際山岳連盟)のクライミング競技部門の団体。国際競技クライミング評議会と訳す。クライミング競技の国際大会のルール・ブックなども作成しワールドカップ大会をも運営する。


     【分類】⇒3273:山語・社会・組織
・アイス・アックス あいす・あっくす ice ax
    氷壁登攀用の小型の斧。
    日本では山岳の歴史上、ピッケルとドイツ語風に呼ばれることが多いが、英語では、アイス・アックス。フランス語で「ビオレ」。英語化の流れから「アイス・アックス」または「アックス」と呼ばれるようになるであろう。

     【分類】⇒3440:装備・雪山
・アイス・キャップ あいす・きゃっぷ ice cap
    氷河の一種で万年雪が丸く覆った山頂、または、山頂周辺。
     【分類】⇒3714:地形・峰
・アイス・クライミング あいす・くらいみんぐ ice climbing
    氷雪壁登攀。凍りついた滝、氷河などを強力な前歯(出歯)のアイゼン、専用のピッケルで登る。岩登りの氷壁版。
     【分類】⇒3240:山語・雪山
・アイス・ハーケン あいす・はーけん Eishaken(独)
・アイス・バー あいす・ばー ice bar(古)
・アイス・ピトン あいす・ぴとん ice piton
    氷壁用のピトン。通常ピトンは岩の割目に使用するが、アイス・ピトンは、氷壁に用いる。アイス・ハーケンとも言う。打ち込み式とボルトに相当するスクリュー式がある。
     【分類】⇒3440:装備・雪山
・アイスアックスビレイ あいすあっくすびれい ice ax belay
・アイスシート あいすしーと ice-sheet
    南極大陸、グリーンランドなどにある1枚のシートのように見える大きな大陸氷河のこと。
     【分類】⇒3514:自然・雪山・氷河雪渓
・アイススティッヒェル あいすすてぃっひぇる Eisstichel(独)
・アイスハンマー あいすはんまー Eishammer(独、ice hammer)
    氷壁登攀に使用するアイスハーケン用のハンマー。
     【分類】⇒3440:装備・雪山
・アイスバーン あいすばーん Eisbahn(独)
    凍結して氷のようになった雪面のことで、通常、一度解けた雪が再び凍るとこのようになる。
     【分類】⇒3512:自然・雪山
・アイスバイル あいすぱいる Eisbeil(独)
    ピックとハンマーのついた氷壁登攀用の斧。ダブルアックス技術に欠かせない用具。
     【分類】⇒3440:装備・雪山
・アイスフォール あいすふぉーる icefall
    @氷ついた滝のこと。Aヒマラヤなどで、複雑なクレパスが集中した氷河地帯。氷河表面の氷がユックリ流れ、その姿を変えることがあり危険。
     【分類】⇒3514:自然・雪山・氷河雪渓
・アイス・メス あいすめす (和)
    氷壁に突き刺して使用するメスのような形状の登攀器具。氷壁の登攀の支点として使用することを主たる目的とした。1960年代には、ヨーロッパアルプスで多用されたが、ダビルアックス技術の発達とともに使用されなくなった。
     【分類】⇒3440:装備・雪山
・アイゼン あいぜん Steigeisen(独)
    滑る雪面、氷面を登降するときに使用し、登山靴の底面に付け、滑り止めの爪のついた金具。ドイツ語ではシュタイクアイゼンが正しいのだが日本ではアイゼンと呼ぶことが多い。Eizenは鉄の意。
    また最近の英語化の流れからクランポンと呼ばれことも多くなった(フランポンは英語化した仏語)。
    アイゼンの種類は、4本爪、6本爪などの軽アイゼン、8本爪、10本爪のスタンダード、前爪を含め、11本、12本以上のアイゼンに分かれる。10本以上のものは、爪の角度により、縦走用、氷壁用、ミックス用に分かれる。また、アイゼンを登山靴に装着させるのに、紐式とワンタッチ式がある。材質は、クロームモリブデン鋼が多く、チタンやアルミ製も存在するが前者は軽量・耐食性に優れるが高価であり
    アルミ製は主に氷河トレッキング用もしくはスキー・スノーボーダーのバックカントリーのアクセス用で岩稜で使用すると爪が曲がってしまう。
    良く知られるメーカーにグリベル、ペツル、シモン、カジタックス等がある。

     【同義】⇒クランポン
     【分類】⇒3440:装備・雪山
・アイゼンケース あいぜんけーす Eisen-case(和)
    アイゼンをいれるケース。独語と英語の組み合わせ
     【分類】⇒3440:装備・雪山
・アイゼンバンド あいぜんばんど Eisen-band(和)
    アイゼンを靴に固定するための紐。1本締め、2本締めがある。独語と英語の組み合わせ
     【分類】⇒3440:装備・雪山
・アイゼンワーク あいぜんわーく Eisen work(独-英)(和)
    アイゼンを履いて氷雪上を歩行、登攀、下降すること、あるいは、その技術。
     【分類】⇒3340:技術・雪山
・アイソレーションエリア あいそれーしょんえりあ isolation area
    クライミング競技での選手の控え室。クライミング競技のオンサイト方式と呼ばれる競技規定では、他の選手の登るところを見ることは許されないので、隔離されて見えない場所に選手の控え室がある。順番になると、この部屋からひとりずつ壁の前に行く。
     【分類】⇒3222:山語・登攀・コンペ
・アウター あうたー outer wear
    上着。山登りは、標高差、夜間/日中、激しい運動で、体感温度が著しく変化する。このため、レイヤードと呼ばれる、重ね着が基本となる。これらのうちで、外側に着るものをアウターと呼ぶ。
     【参照】⇒インナー
     【分類】⇒3411:装備・一般・衣
・アウター・ホールド あうたー・ほーるど outer-hold
    人工壁でのホールドの基本形状のひとつで、壁から飛び出しているホールド。
    それまでは、これが一般的だったので単にホールドと呼ばれていたが、墜落時に飛び出たホールドに体を激突させる事故もあり、壁に埋め込むインナーホールドが考案され、それまでの飛び出たホールドを比較のためアウターホールドと呼ぶようになった。
    ただ、クライミングジムでの主流は、アウターホールドなので、単にホールドといえば、アウターホールドとなっている。

     【分類】⇒3321:技術・登攀・ホールド
・アウトサイド・フラッキング あうとさいど・ふらっきんぐ outside flagging
・アウトサイド・ステップ あうとさいどすてっぷ outside step
・赤テープ あかてーぷ 
    道迷いを防ぐために要所となる木、岩に巻く赤いテープ。これを目印に歩く。
     【分類】⇒3410:装備・一般
・赤布 あかぬの 
    道迷いを防ぐために要所となる木につるす赤い布、あるいは、細い竹ざおに掛けた赤い布。これを目印に歩く。
     【分類】⇒3410:装備・一般
・秋山 あきやま 
    秋季の山。標高・緯度により基準は異なるが、一般に9〜11月の山をいう。
     【分類】⇒3213:山語・一般・季節
・アクセス あくせす access
    元々は「接近、近づく」の意味。山のガイドブックでは、登山口までの交通機関を指すことが多い。
     【分類】⇒3212:山語・一般・ルート
・アクリル繊維 あくりるせんい acrylic-fiber
    化学繊維のひとつ。アクリロニトリルを主成分とした合成繊維の総称。羊毛に似た感触をもち、羊毛より軽く強度もあり、染色にも強く、衣類に広く利用される。毛のようにフェルト化しない特性ももつ。実用的なアクリル繊維がつくられたのは、1950年の米国デュポン社のオーロンが最初である。
     【分類】⇒3465:装備・知識・素材・繊維
・アコンカグア あこんかぐあ Cerro Aconcagua(西)
    南アメリカ大陸・アンデス山脈、アルゼンチンにある高峰。標高6962m。南アメリカ大陸の最高峰。
     【分類】⇒3621:地名・海外
・あごが出る あごがでる (俗)
・麻 あさ 
    植物性の天然繊維のひとつ。クワ科の一年草・麻、またはそれに似た植物から取れる素材。綿より強度があり、吸湿性、吸水性が高く、サラっとした質感がある。夏の衣料として多用されている。他に強度を利用してナイロンロープが出来る前のロープの素材としても使われていた。
     【分類】⇒3465:装備・知識・素材・繊維
・浅打ち あさうち 
    ピトンやボルトが根元まで打ち込めないこと。プロテクションとしての効力がないことがある。
     【分類】⇒3321:技術・登攀・ホールド
・浅瀬 あさせ 
    川の水深の浅いところ。徒渉に都合がよい。
     【分類】⇒3710:地形
・足限定 あしげんてい 
・足ブラ あしぶら 
    クライミングで、足がホールドに接地していなくブラブラしている状態、または足を使わずに登ること。
     【分類】⇒3322:技術・登攀・ムーブ
・アシュバル あしゅばる Achevaler(仏)
・足湯 あしゆ 
    温泉の入浴方法の種類。足を温泉に浸す方法。体が弱い人、足の疲労の多い人に有益な入浴方法である
     【分類】⇒3813:温泉・入浴方法
・アジア選手権 あじあせんしゅけん 
    クライミング競技の大会のひとつで、1992年韓国・ソウル大会より始まったアジア大会。年1回開催。

     【分類】⇒3222:山語・登攀・コンペ
・アスピーテ あすぴーて Aspite(独)
    1911年にシュナイダーが提唱した火山の形状による分類の一つ。粘り気の少ない溶岩が流れ、うすく広がったものです。八幡平、月山。盾状火山ともいいます。現在の火山学ではほとんど使用されていない。
     【参照】⇒トロイデコニーデ
     【分類】⇒3511:自然・火山
・アスピリンスノー あすぴりんすのー 
    粉雪のこと。アスピリンの結晶のような雪の意味。特に学術用語なく、見た目の景観から作られた言葉。
     【同義】⇒粉雪
     【分類】⇒3513:自然・雪山・雪
・アタック あたっく attack
    本来は「攻撃」をさすが、山では、最終キャンプから登頂を目的として山頂に挑むことを指す。
     【分類】⇒3350:技術・高所登山
・アタック・ザック あたっく・ざっく attack-sack
    ザックの一種で、サイドポケットなどがないザック。もともとは、キスリング型というサイドにポケットがあるザックに対して、アタック専用のザックであったが、現在ではキスリング型はほとんど無く、ザックといえば、アタックザックを指す。
     【参照】⇒ザック
     【分類】⇒3412:装備・一般・バッグ
・頭 あたま 
    尾根上にある突起した地形。小さな峰。沢登りでは、沢が終わって尾根に出る地点に特徴的なピークがある場合、「〜の頭」などと呼ぶ。谷川岳のオジカ沢ノ頭などが有名。
     【分類】⇒3714:地形・峰
・アックス あっくす ax
    氷雪地を登攀するための小型の「つるはし」。バランス取り、滑落停止、足場作り、確保支点に使用する。一般用と氷壁用があるが、一般用を指すことが多い。アックスの各部の名称は、右の図の通り。このほか、滑落したときに手から離れないよう紐で結んでおく。ロングテープ(肩と腰に回した紐とアックスを結ぶ)、リストループ(手首とアックスを結ぶ)の2方式がある。ピッケルの英語表記。

    ブレード:足場を刻んだり、雪を書き出したりするのに使用する。
    ピック:雪に突き刺して確保したり、滑落時で突き刺して停止させたりするのに使用する。
    シャフト:ブレード、ピックを使用するときに手で持つとこと。
    石突き:雪に埋め込んで確保支点にしたり、歩行時の杖の先として利用する。

     【同義】⇒ピッケル
     【分類】⇒3440:装備・雪山
・アッシェンブレンナー式懸垂下降 あっしぇんぶれんなーしきけんすいかこう Aschenbrenner(古)
    下降器がないころ体にX字型にロープを絡めて懸垂下降した技術。疲労時の懸垂下降に良いとされた。Aschenbrenner に考案による。
     【分類】⇒3320:技術・登攀
・アッセンダー あっせんだー ascender
    登高器とも呼び、固定されて吊るされたロープを登る為の登攀器具。ロープにセットすると、カムの働きにより、上方には移動するが下方には移動しない仕組みになっている。ユマールやポンプなど。

     【同義】⇒登高器
     【参照】⇒下降器
     【分類】⇒3420:装備・登攀
・アッパー あっぱー upper
・当て布 あてぬの 
    ロープやスリングが鋭利な岩角によって傷つかないよう摩擦が起きるところに布を当てること。
     【分類】⇒3320:技術・登攀
・アドバンス・キャンプ あどばんす・きゃんぷ advanced camp
・アノラック あのらっく anorak
    頭用のフード付きで、セーターのように頭からかぶって着るタイプの防風・防寒用の上着。かっては、代表的な防風・防寒用の上着であった。【氷壁-井上靖-P113】

     【分類】⇒3440:装備・雪山
・アバランシュ あばらんしゅ avalanche、avalanche(仏)
・アバランチ あばらんち avalanche、avalanche(仏)
・アバランチ・シュート あばらんち・しゅーと avalanche chute
    雪崩の浸食により地面や岩盤がすり減って、雨樋のような浅いU字形になった地形。雪の多い地方に発生し新潟県・御神楽岳では綺麗なそれを見ることが出来る。アバランチは雪崩、シュートは滑り台の意味。

     【分類】⇒3515:自然・雪山・雪崩
・アビュー あびゅー a vue(仏)
    事前の情報なく一回目のトライでルートを完登することをさす。「オンサイト」に同じ。「オンサイト」は英語、「アビュー」はフランス語。
     【分類】⇒3221:山語・登攀・グレード
・アブミ あぶみ ladder
    エイド・クライミングで使用する携帯用の梯子。「鐙」と漢字で書くが、カタカナ、ひらがな表記が多い。プレートアブミとテープアブミがあり、プレートアブミは足入れしやすくアイゼンや登山靴でも乗り込みやすいが滑りやすく重いのが難点、テープアブミは慣れないと使いにくいが、軽量でフラットソールでも滑りにくい。
     【分類】⇒3420:装備・登攀
・アプザイレン あぷざいれん Abseilen(独)
・アプローチ あぷろーち approach
    本来は「近づく」の意味。目的地に接近することを指す。通常の登山(夏山・冬山)では、自宅から登山口、または最終交通機関から登山口までの場合を指すことが多く、その他、クライミングでは、登山口から岩場まで、沢登りでは、沢に下りてから遡行を開始する地点までを指すことが多い。
     【分類】⇒3212:山語・一般・ルート
・アプローチ・シューズ あぷろーち・しゅーず 
・あまい あまい (俗)
    @クライミングの岩場の状況を表す俗語の一つで、滑りやすく、しっかり効かないホールドを「あまい」という。あまいホールド。
    Aクライミングのグレード感覚を示す俗語の一つで、提示されているグレードより、楽に登れる場合をいう。

     【分類】⇒3321:技術・登攀・ホールド
・雨合羽 あまかっぱ 
・雨具 あまぐ 
    雨靴・雨傘など雨を防ぐため使う衣類や道具。登山用の雨具には、
    @道具として傘(駅などで便利)
    A衣類としてポンチョ
    B衣類としてセパレートタイプのレインウェア
    などがある。この他、雨合羽なども雨具としてあるが、登山ではほとんど使用されない。

     【参照】⇒ポンチョレインウェアトレッキング・アンブレラ
     【分類】⇒3411:装備・一般・衣
・アメリカン・エイド あめいりかん・えいど american aid(和)
    残置をしない人工登攀のこと。
    人工登攀(エイド・クライミング)で、ナッツ・カムなどのナチュラル・プロテクションを使用して、ボルト、ピトンなど残置するプロテクションを使用しない登攀のこと。
    和製外語でネイティブでは通じない。アメリカ(とくにヨセミテ)から輸入された技術であることから、このような和製外語となった。

     【分類】⇒3220:山語・登攀
・雨蓋 あめぶた 
    ザックの上部にあってザックを閉じてその上から覆う布。アタックザックでは、これを袋状にして小物入として使用している。
     【分類】⇒3412:装備・一般・バッグ
・アライテント あらいてんと (社名)
・アラインゲンガー あらいんげんがー Alleingaunger(独)
・アラブリーズ あらぶりーず 
・蟻の戸渡り ありのとわたり 
・アルコールコンロ あるこーるこんろ 
・アルコールストープ あるこーるすとーぷ 
・アルコロックマスター あるころっくますたー 
    クライミング競技の国際大会のひとつで、1987年よりイタリアのアルコで年1回開催されるマスター大会。出場選手は国際ランキングにより招待される(地元イタリアに若干有利なワイルドカード有り)。アルコはこの大会を通じて村おこしが成功したといわれる。
     【分類】⇒3222:山語・登攀・コンペ
・アルテリア  あるてりあ alteria
・アルバイト あるばいと Arbeit(独)
    元来は労働の意。きつい登り。無駄な歩きをすること。道を間違え2時間無駄に歩いた場合、「2時間のアルバイトをした」という。
     【分類】⇒3216:山語・一般・俗語
・アルパイン・クライミング あるぱいん・くらいみんぐ alpine climbing
    自然の中で行われる岩、氷雪の登攀。必要であれば、ナッツやピトンなどプロテクションで確保しながら、何ピッチも登攀し頂上に立つのが基本。一般にフリークライミング(スポーツクライミング)と対比して使用される。
     【参照】⇒フリー・クライミング
     【分類】⇒3220:山語・登攀
・アルパイン・クラブ あるぱいん・くらぶ alpine club
    山岳会を指す。日本山岳会(1905設立)は、「Japan alpine club」。特に山岳会として最初にできた英国山岳会(1857設立)だけは、国名をつけず、「(The) alpine club」と名乗っている。
     【分類】⇒3273:山語・社会・組織
・アルパイン・スタイル あるぱいん・すたいる alpine style
    元々は、アルピニズムにもとづいた形式と言う意味。メスナーは、それまでのポーラメソッド(時間をかけ大量の物資を運びながら山頂を目指す)から、小物資で時間を掛けずに、ヨーロッパ・アルプスを登るスタイルでエベレストに登った。それでそのような登山方法をアルパイン・スタイルというようになった。ヒマラヤの高所登山において、ポーラメソッドに対して、軽量化、スピード化での登山を指す。
     【参照】⇒ポーラーメソッド
     【分類】⇒3350:技術・高所登山
・アルピニスト あるぴにすと Alpinist
    登山家。登山はヨーロッパ・アルプスの登頂から始まったために、「アルプスの人」転じて、登山家となったと思われる。ただし、この場合、より高く、より困難を求め氷雪、岩稜の高山を登る人を指すことが多い。中高年ハイカー、百名山ハンターとは、精神面で異なる。
     【分類】⇒3211:山語・一般・スタイル
・アルピニズム あるぴにずむ alpinism
    より高くより困難を求めて登る技術や精神。
    アルプス最高峰モンブラン初登頂(1786年)に始まるヨーロッパ・アルプスの開拓時代に、より高く困難な山、岩壁、氷壁を登ることが素晴らしいと啓蒙されたことから始まる。

     【分類】⇒3272:山語・社会・思想
・アルファ米 あるふぁまい alpha(ギリシャ)
    前調理してから乾燥処理した米。これに水、湯を加えることで食することができ、軽量、コンパクトを求められる登山にあって便利な食料。「アルファ化米」が正しい。
     【分類】⇒3414:装備・一般・食
・アルプ あるぷ Alp(独)
    ヨーロッパ・アルプスの森林限界から雪線にかけての草原地帯。牧場が多い。
     【分類】⇒3621:地名・海外
・アルプス あるぷす alps
    ヨーロッパ中央部、フランス・イタリア・スイスにまたがる山岳地帯を指す。アルプス山脈。最高峰はモンブラン(4807m)。
    アルプスは、その地域の森林限界から上の牧場が多い草原地帯を指す言葉が誤用され転じたもの。

     【分類】⇒3621:地名・海外
・アルプス黄金時代 あるぷすおうごんじだい 
    1854年のヴェッターホルン初登頂から1865年のマッターホルンの初登頂までの間、モンテローザやアイガーなどヨーロッパ・アルプスで、次々と初登頂の記録が生まれた時代を指す。
     【参照】⇒アルプス銀の時代
     【分類】⇒3274:山語・社会・歴史
・アルプス銀の時代 あるぷすぎんのじだい 
    1865年から1882年のエギーユ・デ・ジュアンの初登頂までの間。ヨーロッパ・アルプスでガイドレスでバリエーションルートが開拓された時代を指す。
     【参照】⇒アルプス黄金時代
     【分類】⇒3274:山語・社会・歴史
・アルプス登攀記 あるぷすとうはんき 
    エドワード・ウィンパー著。版画家であった筆者が1860年に仕事で出かけたヨーロッパアルプスに魅せられ、8回目に成功した1865年マッターホルン初登頂をするまでの紀行集。いかにして失敗したか、どのような工夫をしたかなど、近代登山に大きな影響を与えた古典とされている。
     【分類】⇒3960:書籍
・アルペン あるぺん Alpen(独)
    @他の単語に付加して、「アルプス山脈の」という意味が転じて「山岳の」を意味する。Aスキーを主力とした全国に展開するスポーツ用品店。
     【分類】⇒3210:山語・一般
・アルペンシュトック あるぺんしゅとっく Alpenstock(独、alpine stick)
・アルペンスキー あるぺんすきー Alpenski(独)
    平地を中心としたノルディックスキーと対比して、山を中心としたスキー。ヨーロッパのアルプス地方で発達したために、こう呼ばれる。
     【分類】⇒3341:技術・雪山・スキー
・アルペンストック あるぺんすとっく Alpenstock(独、 alpine stick)
・アルペンチック あるぺんちっく (和)
    高山的なとか、アルプスのような、という意味。
     【分類】⇒3210:山語・一般
・アルペン的 あるぺんてき 
    高山的なとか、アルプスのような、という意味。
     【分類】⇒3210:山語・一般
・アルペンムード あるぺんむーど 
    高山的とか、アルプスのような景観、雰囲気という意味。
     【分類】⇒3210:山語・一般
・アルミニウム あるみにうむ aluminium
    食器、クッカ―などに使用される金属素材。おおむね軽量であるが、多少、味が移るのが欠点。チタンと比べ安価だが、チタンよりは重い商品が多い。元素記号 Al 原子番号13
     【分類】⇒3464:装備・知識・素材・金属
・アレ あれ aller(仏)
    フランス語で「行け!」、「カンバ!」に相当するかけ声。
    クライミングで、応援者が発する。日本では、ほとんど聞かれないが、海外のクライミング・ビデオで聞くことが出来る。

     【分類】⇒3220:山語・登攀
・アレート あれーと arete(仏)
    「稜」「岩稜」とも訳される岩の形状を表すフランス語で、凸角のラインが上部へ伸びている箇所。急な岩尾根。英語でリッジ(ridge)、フランス語でアレート(Arete)、ドイツ語でグラート(Grat)。
     【同義】⇒リッジグラート
     【分類】⇒3713:地形・尾根
・あわ あわ (古)
・アンカー あんかー anchor
    本来は「錨」の意味。転じて登山者やクライマーにとって安全を確保できる信頼性の高い支点のこと。
     【同義】⇒確保支点
     【分類】⇒3325:技術・登攀・確保
・アングル あんぐる angle
    商品名。ブラックダイヤモンド社の商品で、ピトンの一種。バカブーより大きく厚い。
     【分類】⇒3421:装備・登攀・商品名
・アンザイレン あんざいれん anseilen(独)
    二人以上が相互安全確保のためにロープを結び合う行為。危険を伴う箇所-岩壁、氷面、雪面等-の登降では、安全を確保するために二人以上をロープで結ぶ。1人が登降し他はその人を確保する、これを交互に繰り返して登る「スタカット」とアンゼイレンのまま全員同時に登降する「コンティニュアス」がある。
     【参照】⇒コンティニュアススタカット
     【分類】⇒3320:技術・登攀
・安全環付きカラビナ あんぜんかんつきからびな locking biner
    カラビナの一種で、開閉に何らかのロック機能が付加されたもの。安全環の部分がオートロック式とネジタイプのスクリュー式のものがある。
     【分類】⇒3420:装備・登攀
・アンダー・ウェア あんだー・うぇあ under wear
    下着。登山では軽量化を図るため、着替えが無い場合が多いので、汗をよく吸収し、すぐに乾くものが良い。化学繊維のものが多い。
     【分類】⇒3411:装備・一般・衣
・アンダー・クリング あんだー・くりんぐ under cling
    下向きのホールドで保持するホールディングの方法で、手のひらがクライマー側を向いてつかみ、それを体の方向に引き付けて保持する。
     【分類】⇒3323:技術・登攀・ムーブ・手
・アンダー・ホールド あんだー・ほーるど under hold
    岩登りのホールドの一つで、通常は上から下に掴むホールドが多いが、指先を下にして上に向かって掴む(つかむ)ホールドのこと。
     【分類】⇒3321:技術・登攀・ホールド
・アンダー手袋 あんだーてぶくろ 
    オーバー手袋に対比して、下(中)につける薄手の手袋。
     【分類】⇒3440:装備・雪山
・アンチショック・システム [1]  あんちしょっく・しすてむ Anti shock system
・アンチスノプレート あんちすのぷれーと anti snow plate
    アイゼンの底につけて、雪が、アイゼンの歯の間にダンゴ状になりにくくする器具。プラスチック製やゴム製が多い。
     【分類】⇒3440:装備・雪山
・アンデス山脈 あんですさんみゃく Andes
    南アメリカ大陸の太平洋側にある南北に伸びる6000m級の山脈。最高峰はアコンカグア(6962m)。
     【分類】⇒3621:地名・海外
・アンナプルナ あんなぷるな Annapurna
    ヒマラヤ山脈中部にある高峰。標高8091m。初登頂は、1950年6月3日にモーリス・エルゾーグが率いるフランス登山隊。これが人類初の8,000m峰の登頂だった。
     【分類】⇒3621:地名・海外
・鞍部 [1]  あんぶ 
    山の地形のうち、山と山に挟まれた低い場所を指す。馬に乗せる鞍の中間部のような形なのでこのように呼ぶ。サドル(英)、ザッテル(独)、コル(仏、英)と同じ意味。コルはフランス語であったが、英語化した。

    鞍部は、乗越(のっこし)、峠とも呼ばれるが、乗越は人の通れる道(信仰のための道でもよい)、峠は「交易路」があることが条件。
    また、深く切れた鞍部を長野県側で「キレット(切戸)」、富山県側で「窓」という。

     【同義】⇒コル
     【分類】⇒3712:地形・谷

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