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ヒュッテ大槍
槍ケ岳東方のあるヒュッテ大槍は、槍ヶ岳のビューポイントでもある。日本を代表する迫力ある大展望が味わえます。


2006年8月

2006年8月


データ
名  称ヒュッテ大槍 (ひゅっておおやり)
H  P [HomePage]
位  置北アルプス・槍・槍ヶ岳東方1km  地図
標  高2884 m
形  態営業小屋
位 置 性縦走路の途中
電話番号0263-32-1535
現地連絡090-1402-1660
営業関係
収容人員150 名
料  金
1泊2食8700 円
水  場あり(無料)
対象の山槍ヶ岳
【のうがき】槍ケ岳山頂周辺には、槍ケ岳山荘(槍ケ岳山頂まで約30分)、その東の下に位置する殺生小屋(槍ケ岳山頂まで約70分)、表銀座コース上にヒュッテ大槍(槍ケ岳山頂まで80分)の3つがある。
槍ケ岳山荘は、「槍の肩」にあって白馬岳・白馬山荘と並ぶマンモス小屋であり、槍ケ岳山頂への道筋に格好の宿泊場所を提供してくれる。
殺生小屋は、上高地、槍沢を歩いて、槍ケ岳の穂先が見えてから、さらに急登をあえぎながら、時間切れになりそうなときに、大変都合の良い宿泊場所を提供いただける。
ヒュッテ大槍は、そういう点、前二者から比べ地の利をえない。
表銀座コース上にあっても、燕岳方面から来た登山者は、槍の穂先を見て、そこに止まらず、上高地方面からの登山者も、槍の穂先を見て、かつ、6時間〜7時間の歩程に疲れ、登山コースを20分ほどはずるだけなのに、ヒュッテ大槍までは進まない。

ヒュッテ大槍はロケーションが悪い小屋なのだ。

【なんでまた】ということ知っていて、当日、槍ケ岳山荘の受付で聞いた。
私「今日は混みそうですか?」
係「夏休みの週末ですから」
私「ふとん1枚に2人ぐらいですか?」
係「ありえますね」
同行者はヒュッテ西岳まで行くつもりであったが、それを聞き、携帯電話から確認の電話を入れた。
結果は、「ふとん1枚に2人」「できれば、来ないでほしい」とのこと。
ヒュッテ大槍に電話すると、「今のところ3畳に4人」とのこと。
そんなわけで、ヒュッテ大槍に宿泊することになった。

ヒュッテ大槍は、私の中では評判の良い小屋の一つである。
聞くところによると夕食にはワインが着くとか、気の利いたBGMが流れているとか、清潔な小屋だとか!、
道々、そんなことを考えた。

【到着】ヒュッテ大槍に着いた。
受付のカウンターに行った。
宿泊したい旨伝えた。
すると、別の女性がお茶を用意してくれた。
宿泊カードを書いた。書きながら、お茶を飲むようになっているようだ。
1泊2食つき8700円。
夕食は、17:00、18:00、19:00からの選択制。
朝食は、5:00、6:00、7:00からの選択制。
夕食、17:00、朝食5:00を選択。
同行者は、朝食なしにして、お弁当を選択していた。

受付をすますと、部屋の説明だが、何気に受付の方が、カウンターから出てきた。
して、ザックは?と聞くの「あれです」というと、なんと運んでくれるではないか?
山小屋で、そんなことしていいの?
そんなサービスにビックリ。

案内された部屋は、1部屋に向かい合わせに蚕の棚、下の段、上の段とも3畳。
布団は大きめ。枕が4つあったので、ああ、これで、「3畳に4人」と先に説明に妙にうなずく。
都合16人の部屋が4つ(たぶん)。

トイレは、屋内にあって、ボットン系。大はそれほどでもないが、小は、ちと匂う。
稜線上の山のトイレとしては、当然なのだが...

ザックを片付けて食堂で先のお茶をいただく。しばし、水分補給。さらにポットに熱いお湯があった。
自由に飲めるようだ。疲れた体に嬉しい。
インスタントコーヒーが、自分で作れるように用意されている(有料300円)。

足も疲れたし、布団を確保して、しばし昼寝。下界は暑そうだが、3000mのここは、天然のエアコンが涼しい。
スグに、睡眠。

【夕食】夕食できました!の声とともに夕食。
食堂は、赤いギンガムチェックのテーブルクロスがかわいい。
BGMには、ジャズや映画音楽が流れ、癒してくれる。
メインは鮭のバター炒め。味噌汁、ごはん、おかわわり自由。自分で盛るので量は加減できる。
1/4切れだが、新鮮なオレンジが出てきたのには、驚いた。
また、以前から聞いてはいたものの、本当だろうか?と思っていたワインが出て来た。
これも、うれしかった。

夕食後は、布団の中で、ウダウダしていたが、19時過ぎて食堂がすくと、知らない日と同士がワイワイ。登山道の情報交換などなど。
そうだ!家に電話しないと...
FOMAも電波が届くそうだが、しかし、私の携帯電話は電池切れ。
小屋の人に、その旨話すと、気持ちよく、小屋の携帯を貸してくれた。なぜか無料。
ついでに、小屋には、100Vの電源があって、携帯電話を充電している人もいた。

20時過ぎに外に出ると、もう手が届きそうな満点の星。
小屋の外に平坦な場所があって、ゆったりと出来た。
ふと気づくと松本付近だろうか、山々の下がほんのり明るい。
人間って、エネルギー食う奴だね。

明日の準備、そして、布団に入り寝込んだ。
結局1畳に1人。
消燈は21時のはずだが、そんなことは、全く知らぬまま、夢の中へ。

【朝】朝は、4時半頃目がさめて、朝焼けを見に外に出た。
その短い時間、順次、姿を変える太陽と、それを映し出す山々の表情が、とても美しかった。
写真を撮る人が多かった。一瞬で見え方が違うので、シャッターチャンスは、大変だろうな...

朝食は、ウィンナーとスクランブルエッグ、りんごジュース。
もちろん、ごはん、味噌汁、キャベツまで、おかわり自由。
昨夜とともに、とても美味しかった。

さあ、出発。そうそう、水。
水は、無料、1リットルいただいた。多分天水。

小屋から出ると、大きな槍の穂先。
それを背に受けながら登山道を下った。

評判の良い小屋というのは本当であった。
食事よし、布団よし、小屋も綺麗、
しかし、なんと言っても、働く人たちの気遣いがうれしい。
久しぶりに気持ちの良い小屋であった。

【PS】・途中の休憩で一緒になった人に聞いたら、槍ケ岳山荘は、やっぱり昨夜は1つの布団に2名だったそうで、眠れなかったとのこと。
(2006年8月:山どん)




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