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| 基本 | | 山行記録 | | 画像 | | 付近 | | | 八方池から白馬三山、右から、白馬岳、杓子岳、白馬鑓ケ岳。 |
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| どのあたり? |
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山トピック |
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● [概要]
北アルプス北部を代表するのが白馬岳。
杓子岳(標高2,812m)、白馬鑓ヶ岳(標高2,903m)と共に「白馬三山」とよばれ、初めて登った北アルプスが、白馬岳の人も多いと聞きます。
山容は、非対称山稜と呼ばれ、東面の長野県側は急崖となり、西面の富山県側は緩傾斜帯、これは糸魚川・静岡構造線という大断層の生い立ちによります。
また、このあたりは、積雪期、一週間以上風雪が続くこともあり、膨大な積雪量、天気も変わりやすく、世界でも最悪の気象地域の一つにあげられています。
美しい景観が愛されていますが、白馬大雪渓、お花畑、コマクサ大群落などがあり、近くには雲上の露天風呂、白馬鑓温泉、白馬大池、コースの要所に山小屋があり比較的容易に登れるため、北アルプスでも屈指の人気を誇っています。
白馬大雪渓は急崖の谷間に全長3.5km、標高差600mと日本一のスケールであり、1年中雪が残り、剣沢雪渓(剱岳)、針の木雪渓(針の木岳)とともに日本三大雪渓の一つです。
お花畑は、白馬大雪渓の上部に広がり、雲上の花園、本州一の規模を持っています。
7、8月にはシラネアオイ、シナノキンバイ、キヌガサソウなど色とりどりの高山植物が咲き競います。
● [登山コース]
登山コースは、
(1) 猿倉から大雪渓経由
(2) 栂池から白馬大池経由
(3) 白馬鑓ヶ岳、杓子岳からの縦走コース
が一般的です。
どれも、一様に見所あり、楽しさありですが、初めての方には、(1) で登って (2) で下る周回コースがお勧めです。
● [山頂]
山頂からは、北アルプスの山並みほか、すこぶる、すばらしい展望が望めます。
● [深田久弥]
日本百名山の深田久弥は、「大雪渓あり、豊富なお花畑あり、眺望がすこぶる良い」と紹介しています。
● [山名]
明治時代に白馬岳に登ったウェストンの記述によると、当時、白馬岳を越中、越後では「大蓮華岳」と呼んでいたそうです。
現在でも近くに小蓮華山、蓮華温泉の地名が残ります。
信州側では、もちろん「しろうま」とも呼んでいたそうですが、「西山」あるいは「西岳」と呼ぶこともあったようです。
「しろうま」は、5月下旬、東側斜面に「馬」の雪形が表れ、これを目安に田植えのために田をかきならす「代かき」を行ったことに由来するのだそうです。
そして、参謀本部陸地測量部が5万分の1の地形図を製作する際、地元では、「代馬岳(しろうま)」の名称を提出したそうですが、誤って「白馬岳」と表示された。
これが、白馬岳の名前の由来として流布されています。
また、明治の頃、白馬岳の登山口あたりは、四ツ谷村と呼んでいたそうです。合併をしながら、現在の白馬村に名称変更しています。
以前は「信濃四ッ谷」と呼ばれていた大糸線の駅名も、「白馬(しろうま->はくば)」と変更されています。
大体、以上が通説ですが、ウェストンは、同じ書の中で「大蓮華岳」の呼称とともに「しろうま」とも「はくば」とも呼ばれていたとの記述もあります。
●[日本一の山小屋] 頂上付近の山小屋・白馬山荘では、古くからの山小屋のイメージはなく、スカイプラザと称するレストランがあり、フランス料理も注文することが出来ます。個室もあります。日本一の規模です。
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