● [概要]
標高第三位の奥穂高岳と標高第三位の槍ヶ岳との間には、大キレットと呼ばれる稜線とともに5つの3000mを越える山がある。
その中で、一番高いのが、涸沢岳である。その眼下には、涸沢カールが広がり、カールの底から見上げる紅葉の涸沢岳は、赤や黄色で描いた屏風のようで、すこぶる美しい。
にもかかわらず、周囲が高いためか、もうひとつ目立たず、奥ゆかしい山の印象がある。
日本アルプスを世界に紹介したウェストンも、徳本峠で、その展望の美しさに歓喜し、それから上高地に入り、涸沢あたりで、再度、美しさを確認したことであろう。その正面には、おそらく、涸沢岳が....。
● [登山コース]
この山は、奥穂高岳と一緒に登られることが多く、奥穂高山荘から登山道が一般的。
そこから槍ヶ岳方面へ縦走は、ここからが本格的な岩場の連続となる。
● [明治時代]
明治時代の5万分の1の地形図をみると、現在の涸沢岳は、「奥穂高岳」と記してあった。
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